アミューズ「三浦春馬支援」宿泊施設を建築、運用開始 本人の遺志継ぎ4年…支援プロジェクト一区切り
大手芸能事務所「アミューズ」は9日、公式サイトを更新し、2020年7月18日に亡くなった俳優・三浦春馬さん(享年30)の遺志を継いだプロジェクトが一区切りついたことを報告した。 【写真あり】気さくで慕われた三浦春馬さん 同事務所は20年9月、「三浦春馬に関する弊社の全ての利益は、三浦春馬基金(仮称)を2020年内に立ち上げ、本人の遺志を継ぎ、これまで携わってきた『Act Against AIDS(現ACT AGAINST ANYTHING)』の活動を通し、ラオフレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てさせていただきます」と発表していた。 そしてこの日、「三浦春馬支援」について、「支援を通じて現地と向きあうなかで、遠方から入院、通院する子どもたちの家族が宿泊できる施設が必要であると感じ、毎年の医療サプライ寄贈に加え、宿泊棟の建設も行ってまいりました。家族用宿泊施設の必要性は本人が病院を視察した際にも感じていたことであり、現地スタッフの方からも声が寄せられていたことでした。そして建設開始から約1年、ついに建物が完成し、無事に運用をスタートすることがかないました」と報告。 「これからは、屋外にテントを張り泊まっていた家族の方々が、雨風を心配することなく子どもたちに付き添うことが出来ます。この宿泊棟が、三浦春馬の想いとともに永く現地の子どもたちの笑顔に寄り添い続けることを願っております」と、思いを込めた。 「この宿泊棟の完成をもちまして、約4年間にわたる本支援は一つの区切りを迎えます。寄付や寄贈などの定常的な支援とは別に、三浦春馬支援としての新たな活動を行う際にはこの場でご報告させていただきます」とされた。