愛媛県警が衆院選取締本部を解散 1人を詐欺投票で摘発 11件に警告
先月の衆院選をめぐり愛媛県警は県内に住む20代の男性を詐欺投票の疑いで25日、書類送検したほか、撤去命令違反など11件で、警告を出したと明らかにしました。 県警によりますと、書類送検された20代男性は、期日前投票と投票日に二重投票した疑いが持たれています。 男性は投票の際職員から2回目であることを指摘されましたが、否定し投票したということです。 票は仮投票として預かられたため選挙結果に影響はなかったということです。 地元選管からの通報を受け、県警が捜査していました。 県警は認否や選挙区については、捜査に支障があるとして、明らかにしていません。 このほか11件の警告を出していて内訳は撤去命令違反7件・文書掲示2件・文書頒布1件・事前運動1件となっています。 県警は、10月9日の衆議院解散翌日から選挙違反の取り締まり本部を設置し、およそ1800人体制で取り締まりにあたっていましたが26日、本部を解散しています。