豪州モートンベイ市長ら来日 園児の出迎えに笑顔【山陽小野田】
山陽小野田市と友好都市協定を結ぶ豪州モートンベイ市のピーター・フラナリー市長ら4人の来日を歓迎するセレモニーが4日、市役所で開かれた。藤田剛二市長や市議、職員、日の出保育園の年長児が花束やプレゼントを贈呈するなどしてもてなした。 両市は小野田市、レッドクリフ市時代の1992年に姉妹都市提携を締結した。互いに近隣自治体との合併で新市となったため、2010年10月に再調印。22年には学生や文化交流を軸とした友好都市として改めて協定を結んだ。 フラナリー市長はオンラインで藤田市長と対談を続けていたが、訪れるのは初めて。経済開発部門のポール・マーティン最高責任者とキャメロン・ヘザリントン主要投資リーダー、サンシャインコースト大のスチュアート・パーソンズ理工学部長と共に3日から4日間の日程で来日した。 市役所では園児21人が旗を振ってお出迎え。ダンスを披露し、折り紙で作ったこまやメダルをプレゼントして、フラナリー市長らを喜ばせた。 藤田市長は「山陽小野田市を肌で感じ、両市の発展につながれば」と歓迎。花束を渡すと、フラナリー市長は堅い握手を交わし「温かく迎えてくれてうれしい。両市の関係が末永く続くことを願う」と述べ、日本語で「ありがとう」と伝えた。 セレモニー後は赤崎小を訪れ、児童と給食やかるたで交流。5日は山口東京理科大や永山酒造合名会社、きららガラス未来館を訪問予定。