【高校野球】広島商、2年ぶりの中国大会へ 盈進に3―2でサヨナラ勝ち 秋季広島県高校野球大会準決勝
【秋季広島県高校野球大会準決勝 広島商3―2盈進】(5日、電光石火きんさいスタジアム三次) 2024年秋の高校野球広島大会勝ち上がり表(組み合わせ表) 広島商が延長十回タイブレークの末、盈進に3―2でサヨナラ勝ちし、2年ぶり28度目の中国地区大会進出を決めた。 粘り強く戦い、逆転勝ちにつなげた。序盤に2点のリードを許し、攻めても五回まで毎回走者を出しながら無得点の嫌な展開。六回に1点を返すと、八回2死二塁から柳井晶翔の中前打で追い付き、延長戦に持ち込んだ。盈進の十回の攻撃を無得点に抑えると、1死満塁から相手投手の暴投でサヨナラ勝ちした。西村銀士主将は「相手投手の直球も変化球もよくて打てなかったけど、粘り強く戦えた。柳井が打ってくれたのが大きかった」と振り返った。 6日の決勝では、3年ぶりの優勝を目指す。荒谷忠勝監督は「中国大会出場は決めたけど夏の準優勝を含め、最近、決勝で勝てていない。勝って中国大会へ行きたい」と表情を引き締めた。
中国新聞社