憧れの「年収1000万円以上」の人は何パーセント?平均給与が高い業種ランキング「ベスト5」
平均年収が高い業種ベスト5
平均給与は業種によっても異なるため、年収1000万円を目指すなら高収入が得られる業種を選ぶこともひとつの方法です。 dodaの「業種別に見る日本の平均年収(平均年収ランキング最新版)」を参考に、平均年収が高い業種ベスト5を見ていきましょう。 平均年収の高い業種1位は「金融」で469万円です。2位が「メーカー」で466万円、3位が「総合商社」で464万円、4位が「IT/通信」で446万円、5位が「建設/プラント/不動産」で432万円と続いています。 なお、男性で1位は「金融」ですが、2位は総合商社となっており、女性で1位はやはり「金融」ですが、2位は「IT/通信」で、1位と1万円しか変わりません。業種だけでなく、男女間でも若干の違いがあるようです。 ●金融 金融の業種の中で、最も年収が高いのは「投信/投資顧問」で750万円、2位は「証券会社」で596万円、3位は「信託銀行」で549万円です。平均年収の上昇幅が大きい業種は「消費者金融」で、「投信/投資顧問」は若干の減少傾向にあります。 ●メーカー メーカーで平均年収が1位の業種は「たばこ」で667万円、2位は「トイレタリー」で561万円、3位は「総合電機メーカー」で542万円です。前回の調査時よりも「試薬メーカー/受託合成/受託分析」が上昇傾向にあり、減少幅が大きかったのは「たばこ」という結果になっています。 ●総合商社 総合商社では、20代から40代の若い世代において収入が増加している傾向があります。一方、50代以上では若干のダウンはあったものの、900万円以上の年収を得ています。 ●IT/通信 IT/通信の業界で最も平均年収が高いのは「ITコンサルティング」で475万円、2位は「ハードウェア/ソフトウェア/パッケージベンダ」で471万円、3位は「システムインテグレータ」で465万円です。 IT/通信の多くの業種において、前回よりも平均年収が上昇傾向にあります。 ●建設/プラント/不動産 建設/プラント/不動産業界の平均年収1位は「ディベロッパー」で500万円、2位は「不動産金融」で497万円、3位は「ゼネコン/サブコン」で466万円です。 建設/プラント/不動産業界の多くで平均年収がアップしていますが、特に「不動産金融」や「土地活用」、「建設コンサルタント」などが好調のようです。 ●6位から10位にランクインしている業種 参考までに、高収入な業種ランキングで6位から10位にランクインしているものを紹介します。 6位:専用商社 ・全体:424万円 ・男性:468万円 ・女性:361万円 7位:インターネット/広告/メディア ・全体:423万円 ・男性:469万円 ・女性:381万円 8位:メディカル ・全体:408万円 ・男性:499万円 ・女性:354万円 9位:サービス ・全体:377万円 ・男性:419万円 ・女性:335万円 10位:小売/外食 ・全体:359万円 ・男性:400万円 ・女性:317万円