【陸上】110mH村竹ラシッド 初五輪「全員かかってこい!」壮行会で恩師のエール受け感激
日本航空は7月5日、パリ五輪に内定したJALアスリート社員の壮行会が東京都大田区のJALスカイミュージアムで開かれた。女子やり投の北口榛花(JAL)、男子110mハードルの村竹ラシッド、フェンシング・エペの加納虹輝の3選手が出席。社員から温かなエールが送られた。 パリへ羽ばたけ!JAL壮行会で北口榛花、村竹ラシッドに社員からエール ダイヤモンドリーグ出場のためパリのホテルからリモートで取材に応じた村竹。サプライズで中学時代の恩師からのエールを受け、「僕の陸上の基礎を作っていただいた先生。本当に感謝していますし、結果で応えたいです」とはにかんだ。 日本選手権を振り返り、「決勝はセカンドベスト(13秒07)でしたが、まだ内容は満足いくものではなかった。リアクションタイムも遅れましたし、1歩目も勢いよく出られなかった」と言う。 ダイヤモンドリーグ・パリ大会を間近に控え、「オリンピックに向けて経験を作れますし、優勝を目指したい」と堂々を話す。22年オレゴン世界選手権では「世界の壁を感じた」というが、今は「大丈夫!」と力強い。 「予選から誰がいても戦う覚悟はできています。もう、全員かかってこい、という気持ちです。誰が来ても大丈夫」 目標とする決勝進出、そしてメダル獲得へ。期待のハードラーが飛躍への助走を開始した。
月陸編集部