ドラマ『モンスター』とアンリアレイジがコラボ 趣里演じる主人公の法廷衣装などを制作
10月14日よりカンテレ・フジテレビ系で放送がスタートする趣里主演の月10ドラマ『モンスター』と、森永邦彦がデザイナーを務めるファッションブランド「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の衣装コラボが実現した。 【写真】趣里が着用したアンリアレイジが手がけた衣装(複数あり) 趣里にとってGP帯連ドラ初主演となる本作は、常識にとらわれず、感情を排除して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガルエンターテインメント。『僕の生きる道』(カンテレ・フジテレビ系)、 『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(テレビ朝日系)、『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)などの橋部敦子が脚本を手がける。 アンリアレイジは、ファッションデザイナーの森永が2003年に設立した日本のファッションブランド。2014年にパリコレデビューし、その後も途切れることなく継続してパリで発表を続け、9月24日にはパリコレクション10周年となるショーを発表したばかり。近年、Apple、Beyoncé、ドラえもん『竜とそばかすの姫』ともコラボレーションしている。 森永が今回新たにデザインしたのは、趣里演じる“モンスター弁護士”亮子の法廷衣装。弁護士にとって、戦闘服ともいえる「法廷で着用するスーツ」が、アンリアレイジらしいディティールを活かしながら、上品かつエッジの効いたデザインにより、仕立てられた。 亮子のためにデザインされたのは、グレーと黒、2種類のスーツ。ひと目でアンリアレイジとわかる独特のシャツデザインなどでコーディネートされた同ブランドの衣装は、亮子の役柄にあわせて作られた特注品。ジェンダー、サイズに捉われないというコンセプトで制作された。 そのほか、劇中で亮子が着用する衣装として、アンリアレイジの代表的なデザインともいえる“ボールシャツ”や“パッチワーク”調のスカートなども衣装提供。ドラマに華を添えている。 【アンリアレイジ デザイナー・森永邦彦 コメント】 この度、常識にとらわれない弁護士・亮子の法廷での「戦闘服」を手掛けさせていただきました。 私がファッションを通じて追求してきたのは、「日常」と「非日常」という対極にある二つの世界が、常に同時に存在し、深く結びついているということです。このドラマで描かれる「白」と「黒」の関係も、きっと同じだと思いました。 光が強ければ影は深く、光が弱ければ影は浅いように。勝敗にこだわりながらも、世の中の物事は「白」と「黒」だけではないと理解している彼女に、この服が寄り添うことを願っています。
リアルサウンド編集部