最も高額なのは? J2日本人選手、市場価値ランキング6位。九州で圧巻の輝き! 昨年5000万円→今年1億超え
明治安田J2リーグの2024レギュラーシーズンが終了した。J2で最も高い市場価値を持つ日本人選手は誰なのか。今回、フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は11月24日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
6位:増山朝陽(V・ファーレン長崎) 生年月日:1997年1月29日 市場価値:70万ユーロ(約1億1200万円) 2024リーグ戦成績:38試合4得点3アシスト 市場価値70万ユーロ(約1億1200万円)で6位にランクインしたのは、V・ファーレン長崎の増山朝陽だ。 増山は東福岡高等学校での活躍が注目をされ、2015年にヴィッセル神戸に加入し、プロとしてのキャリアを始めた。プロ1年目からJ1で9試合に出場するもレギュラーポジション獲得に苦労し、期限付き移籍で経験を積んだ時期を含めて2021シーズン途中まで神戸に在籍した。 2021年夏に大分トリニータへ完全移籍した増山は、2023シーズンから長崎に加入し、完全にレギュラーに定着している。 増山の最大の武器はハードワーク。強靱なフィジカルと豊富なスタミナを活かし、主に右サイドをアップダウンし続けるスタイルでチームに貢献してきた。 今シーズンのJ2では、クロス数がチーム最多の69本、スルーパス数がチーム2位の49回を記録。守備でもタックル数が58回でチーム最多、ブロック数が74回でチーム2位と、攻守両面で存在感を示した。 長崎加入時の市場価値は35万ユーロ(約5600万円)だったが、その後急上昇。加入1年後には60万ユーロ(約9600万円)となり、今年6月のアップデートで70万ユーロに到達した。これだけの活躍を考えれば、さらなる上昇も十分に期待できる。
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