【速報 ブエルタ・ア・エスパーニャ2024】カーデン・グローブスが混戦の集団スプリントを制し今大会区間3勝目/第17ステージ
ポイント賞 1 カーデン・グローブス(オーストラリア/アルペシン・ドゥクーニンク)222 Pts 2 パヴェル・ビットネル(チェコ/dsmフィルメニッヒ・ポストNL)106 Pts 3 アロルド・テハダ(コロンビア/アスタナカザクスタン)95 Pts
山岳賞 1 ジェイ・ヴァイン(オーストラリア/UAEチームエミレーツ)56 Pts 2 マルク・ソレル(スペイン/UAEチームエミレーツ)42 Pts 3 パブロ・カストリーリョ(スペイン/エキポケルンファルマ)37 Pts
ヤングライダー賞 1 カルロス・ロドリゲス(スペイン/イネオス・グレナディアーズ)in 68h 45' 07'' 2 マティアス・スケルモース(デンマーク/リドル・トレック)+ 00' 07'' 3 フロリアン・リポヴィッツ(ドイツ/レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)+ 00' 34''
チーム総合順位 1 UAEチームエミレーツ(アラブ首長国連邦)in 205h 35' 17'' 2 レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)+ 43' 00'' 3 デカトロン・AG2Rラモンディアル(フランス)+ 1h 20' 18''
敢闘賞 216 シャビエル・イササ(スペイン/エウスカルテル・エウスカディ)
リタイア 55 サンデル・デペステル(ベルギー/デカトロン・AG2Rラモンディアル) 81 マイケル・ウッズ(カナダ/イスラエル・プレミアテック)
9月5日(木) 第18ステージ ビトリア=ガステイス > マエストゥ イスキ自然公園 179.3 km(中級山岳) TTスペシャリストやクライマー以外が輝ける最後のチャンス 最後の週末を前に、いわゆる「クライマー」でも「タイムトライアルスペシャリスト」でもない選手にとっては、おそらく泣いても笑っても最後のチャンス。果敢な逃げが勝利をつかむか。開催委員会はまた、小集団スプリントフィニッシュもあり得ると予想する。 昨夏はツール・ド・フランス第2ステージのスタート地となったビトリア=ガステイスが、ブエルタ一行を戦いへと送り出す。最短距離ならフィニッシュまで約25km、たとえ西から遠回りしたとしても約115km。ところが今ステージは、わざわざ40kmほど寄り道して、オバレネス山地へと切り込む。 迂回路に待ち受ける山は2つ。2級山岳は11.1kmもだらだらと上り続けるが、平均勾配は3.4%の緩やかな山だ。一方の1級山岳プエルト・エレラは登坂距離5.6km、平均勾配8.3%、最大14%となかなかに手強い。しかも序盤には9.8%ゾーンが1kmにわたり続くし、山頂までの600mは勾配11%! ただ勝利へのアタックを決めるには、少々遠すぎるかもしれない。エレラ山頂からフィニッシュまで、いまだ45kmも残っている。むしろラスト15kmほどでイスキ自然公園に突入してからが、勝負どころとなるかもしれない。道幅は急激に狭まり、いたるところに細かいうねりや起伏が潜んでいる。ラスト4kmからは、スピードの出るダウンヒルも待っている。
ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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