日本代表の新監督に森保氏(全文1)2つの代表をやっていくには覚悟が必要
そのことを彼とも確認をして、正式に今日、契約書にサインするに至りました。そして、西野技術委員長時代にも森保氏が兼ねるということも検討をしていました。ただ、皆さんご存じのとおり、この大会2カ月前に監督が代わったこと、そして新たな技術委員長が来たこと、その関塚技術委員長の下で、しっかりと4年間の集大成であるワールドカップを分析し、そして技術委員会で議論していただきました。その結果、このJリーグ、25年たち、そしてこの日本のサッカー文化をしっかり把握し、そして日本をリスペクトできる、そういう指導者であるべきだという一定の方向をいただきました。その中で関塚技術委員長、私とで話し、そして今日の臨時技術委員会で森保氏を提案し、そしてそこでお認めいただいたということです。 そういう意味でも、この4年間の集大成のワールドカップを戦い、ジャパンズウェイ、これをしっかりと継承し、そしてオリンピック、2022年のワールドカップ、そしてその先へつなげていくためにも森保監督は一番ふさわしい適任者だと確信しています。多くのファン、サポーターの皆さまには、ぜひ森保ジャパンを応援していただきたいと思います、今まで同様。そして、このような形で応援してくださっているメディアの皆さまにも、時には厳しく、しかし彼をサポートすることもぜひお願いしたいというふうに思います。そしてこのような形で私たちが記者発表できることに対し、長年、私たち日本代表チーム、サッカー界をサポートしてくださっているキリンさま、アディダスさま、そしてサポーティングカンパニー、そして全ての関わる方々に感謝申し上げたいというふうに思います。 われわれオールジャパンで森保監督をサポートしていきます。ぜひ皆さん、一緒にサポートしていただければと思います。ありがとうございました。 司会:続きまして関塚委員長、よろしくお願いいたします。
関塚委員長:プレーヤー、指導者として実績
関塚:本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。先ほど会長よりお話がありましたとおり、本日の理事会において森保さんを私たちが、SAMURAI BLUEの監督として承認されました。これまで技術委員会を通していろいろな議論を重ねてきました。世代交代、そしてワールドカップの検証、また、この日本サッカーが進んできた中で、日本でプレーヤーとして実績を残し、そして指導レベルとしても十分任せられる人材が育ってきたという意見を委員の方からもいただきました。そういう中で、私は森保さんをこのSAMURAI BLUEの監督として一番適任者だというふうに考えました。本日から代表チーム、世界を戦うためにいかにサポートしていくか。技術委員会としてもこれが使命だというふうに思っております。 僕としても、技術委員長としてこれから東京オリンピック、そしてワールドカップ、この兼任する森保さんをしっかりと支えていきたいというふうに思います。ファン、サポーター、そしてスポンサーの皆さま、日頃からご支援いただき本当にありがとうございます。この場をお借りして感謝申し上げます。そして引き続き森保監督のSAMURAI BLUE、そして東京オリンピックに向けた代表チームをぜひ皆さまで応援していただきたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。 司会:ありがとうございました。それでは最後に森保監督、お願いいたします。