キオクシアHD、来月18日に上場へ 東証が承認 時価総額7500億円
半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスは、東京証券取引所から上場を承認されたと発表しました。来月18日に東証プライム市場に上場します。売り出し価格は1株あたり1390円を想定していて、時価総額はおよそ7500億円にのぼる見込みです。 今後、証券会社や投資家らの意向を聞いたうえで、来月9日に正式に決定します。 キオクシアは東芝の半導体メモリー事業を分離する形で設立され、2019年に当初の社名「東芝メモリ」から社名変更しました。 2020年と、今年10月にも上場を計画していましたが、半導体の市況が悪化したため断念していました。 今回の上場に合わせ、キオクシアの株式の40.64%を保有する東芝も一部を売り出し、およそ500億円を調達する見通しです。