日本一の回転寿司職人を目指す…熱き戦い 接客審査では“意地悪なワナ”も
■17社が参加…「日本一」になるのは?
第9回「全日本回転寿司MVP選手権」が開催されました。回転寿司職人の技術と接客の向上を目的としたこの大会。今年は17社が参加。日本一を目指します。 注目を集めたのは、「まぐろ問屋 三浦三崎港」の“スピードスター”村山さんです。 実況 「5分以内に終了でございます」 予選をぶっちぎりで1位通過。“がってんパパ”大栗さんは2位。そして“秋田のダークホース”永田さんは5位通過です。 板取店長 「ダメだよ、5位じゃ」 この上位6社で、決勝が行われます。 決勝でも“スピードスター”は健在。ところが、ここでアクシデント。ネタが落下…痛恨のタイムロスです。 一方、お寿司の重さが安定しなかった“がってんパパ”大栗さん。 実況 「ピッタリ賞いますか?」 大栗さん 「がってん承知」 ピッタリ賞が出て絶好調です。 さて、“秋田のダークホース”永田さんは接客審査へ。 永田さん 「どうぞお待たせしました」 客役が“意地悪なワナ”を仕掛けます。 永田さん 「お客様、お戻しになられるのは困ります」 客役が仕掛けた“マナー違反”を見過ごしませんでした。さらに…。 永田さん 「サバのしょうが抜きでしたか?」 客 「イワシ」 永田さん 「イワシですね。申し訳ございません。たまに、ちょっと間違うんですよ。三歩くらい歩くと忘れちゃう」 自分のミスを笑いに変え、臨機応変に対処しました。果たして“日本一の回転寿司職人”の栄冠は誰の手に…。 司会 「エントリーナンバー4番、『太助寿司』永田昇選手です。おめでとうございます」 板取店長 「よし。よくやった」 元々あった高い技術力と、愛すべき接客が評価されたようです。ライバルたちも健闘しました。 師匠の悲願をかなえた愛弟子は、こう話します。 永田さん 「(Q.勝因は?)勝因は、そうですね」 板取店長 「オレだろ」 永田さん 「教えてくれた人の教え方が、良かったと思います」 板取店長 「違う、言い方が。すべてオレのおかげだろ」 永田さん 「応援してくれた皆様のおかげです」 みなさん、本当にお疲れさまでした!
テレビ朝日