「この場でお会いできて本当にうれしい」西武・武内夏暉が感激、表彰式で出会えた憧れの先輩とは【NPBアワード】
◆NPBアワーズ2024 supported by リポビタン D(26日、東京都内) 西武の武内夏暉投手(23)=北九州市出身=がパ・リーグの最優秀新人賞(新人王)に選出された。 ■満票阻んだ2選手は?【投票結果】 表彰式ではかねて憧れの存在で、今季限りで現役を引退して功労賞を受賞したソフトバンクの和田毅さんから、祝福の言葉を受けたという。「ナイスピッチング、おめでとうと言ってもらいました。この場でお会いできて本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。 地元北九州の声援も力になったという。「毎試合連絡をくれる人もいる。友達もたくさんいて、本当に支えられていることを感じた。その方々のためにも、野球を頑張ろうという気持ちにもなった」と感謝した。 西武では2022年の水上由伸投手以来2年ぶり。球団の左腕では、1993年の杉山賢人投手以来31年ぶりとなる。国学院大からドラフト1位で入団すると、開幕ローテーション入り。球団の新人では2007年の岸(現楽天)以来で、左腕では初の2桁勝利をマーク。シーズン規定投球回もクリアして、防御率は2.17を記録した。
西日本新聞社