「党首演説」を徹底分析 浮かび上がる各党の“訴えたい政策”とは…? 27日投開票
日テレNEWS NNN
27日の日曜日に投開票が行われる、衆議院議員選挙。各党党首の演説を徹底分析すると、それぞれの党が最終盤に訴えたい政策が、浮かび上がってきました。 ◇ 自民党 石破首相(青森・黒石市 25日午後2時ごろ) 「今の情勢まことに厳しい。自公で過半数取れるか取れないか。まさしくギリギリの戦いが、今日あす続きます」 「厳しい状況」だと語った石破首相。野党を次のように、けん制しました。 自民党 石破首相 「誰と誰が組んで、誰が総理大臣になって、どのような日本にしようとしているのか、全くわからない。私たちはそういう無責任な人たちに、この日本の国を任せては絶対ならん。そのように固く思っております」
石破首相は、候補者のアピールのほか、当初から訴えていた「地方創生」「防災対策」を強く訴えました。 終盤情勢で、自民公明の与党で過半数を維持できるか、ギリギリの情勢となっている中、各党はどう戦うのか。 ◇
立憲民主党 野田代表(千葉・市川市 25日午前9時すぎ) 「元々、裏金、裏の金ですよね。それを裏に隠そうとした解散総選挙ですよね。 その裏にもう1つ裏が出てきました」 立憲民主党の野田代表は、自民党が非公認候補者が代表を務める政党支部にも2000万円を支給したことについて、厳しく非難。 立憲民主党 野田代表 「どう見ても裏の公認料と考えるのが常識ではないですか。皆さん、おかしいと思いませんか」
立憲民主党は、全体の73%を「政治とカネ」に言及。いわゆる“裏金事件”を争点化して、政権交代を狙います。 ◇
日本維新の会 馬場代表(兵庫・神戸市 25日午前11時半ごろ) 「自民党は政治とカネの問題、自ら起こした問題であるにもかかわらず、全然反省してません。自分たちのこと、私たちのように身を切る改革もできないのに、どうして日本の大改革できますか」 議員報酬の削減など「政治家自らが身を切る」姿勢を強くアピールした、日本維新の会の馬場代表。