ジャッジ、2年ぶり2度目ア・リーグMVP満票受賞 メジャー最多58発&144打点 タイトル総なめ
全米野球記者協会(BBWAA)は21日(日本時間22日)、記者投票で決めるMVPを発表。ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が2年ぶり2度目の受賞を満票で果たした。 【動画】MVP受賞の喜びを語るジャッジ 隣に座る美しすぎる妻の目に涙も ジャッジは「2番・中堅」を指定席とし、158試合で両リーグ最多の58本塁打&144打点を記録し、2年ぶり2度目の二冠達成。出塁率・458、長打率・701、OPS1・159でもドジャースの大谷を上回り、メジャー最高の数字をたたき出した。打率・322はリーグ2位で10個の盗塁を記録し、チームの2年ぶり地区優勝に大きく貢献。勝利の貢献度を表す指標、WAR(Baseball-Reference)でも両リーグ断トツの10・8をマークした。 今オフは受賞ラッシュで、選手間投票によるMVPと「アウトスタンディング・プレーヤー」にW選出されたほか、リーグ最強打者の称号「ハンク・アーロン賞」、ポジション別最優秀打者のシルバースラッガー賞、メジャー全体のベストナインに相当する「オールMLBチーム」の「ファーストチーム」にも選ばれた。さらに、「ベースボール・アメリカ」など、複数の野球専門誌のMVPを受賞しており、タイトルを総なめにしている。 1931年に創設されたMVPはBBWAA15支部からランダムに選ばれた2人、計30人が10名連記で投票。1位14点、2位9点、3位8点、4位7点、5位6点、…10位1点の合計で決定される。 ▽ア・リーグ投票結果上位5選手 1位 ジャッジ(ヤンキース)420点(1位票30) 2位 ウィットJr.(ロイヤルズ)270点(2位票30) 3位 ソト(ヤンキース)229点(3位票21など) 4位 ヘンダーソン(オリオールズ)208点(3位票6など) 5位 ラミレス(ガーディアンズ)184点(3位票3など)