「カイトくんを観たい」芸能活動再開の元「成宮寛貴」ネットで盛り上がる『相棒』復帰を本人に聞くと…
俳優・水谷豊主演の人気ドラマシリーズ『相棒 season23』(テレビ朝日系)が10月にスタートする。 【写真】深夜の六本木で発見!成宮寛貴が見せた「ファンへの神対応」 ’00年にスペシャルドラマとして誕生して以来、はや24年。現シリーズは“初代相棒”寺脇康文と再タッグを組み、水谷演じる杉下右京が難事件を解決する。 そんななか、注目されているのが、かねて待望論が巻き起こっている「成宮寛貴」の復活だ。現在は本名である「平宮博重(なりみや・ひろしげ)」として活動。インスタグラムでは変わらぬ肉体美を披露し、反響を呼んでいる。 ◆「右京によって救われたはずの人物」というキーワードが テレビ局関係者はこう話す。 「以前から成宮さんの再出演はウワサされていますが、今回は事前の告知に『過去シーズンで右京によって救われたはずの人物が事件に深く関わってくることに……』という紹介文がありました。それを見た一部ファンが『もしや成宮では?』と色めき立っているのです」 成宮は’12年10月の「season11」で初登場し、約3年間、杉下の相棒「甲斐享」を演じた。杉下からは「カイトくん」と呼ばれた“年の差バディ”は歴代の相棒の中でも特異な存在で、ファンの間でも人気は高かった。 しかも、最後は法による裁きを免れた犯罪者を自らの手で殺め懲戒免職に。衝撃の“闇堕ち”設定は大きな話題となった。 自身は’16年12月に芸能界を引退。海外生活などを経て、今年1月に芸名を本名に戻し再出発した。 一部で水谷との“不仲説”も報じられたが、実際の関係は良好。水谷は「ナル」と呼び、引退後も気にかけていたという。 今年1月1日放送の『相棒 season22 元日スペシャル』では、当時の映像を使用する形で成宮が回想シーンに登場した。 ◆トランプ前大統領を思わせるシーンも 「芸能活動を再開した成宮さんは、ドラマ撮影など仕事面は順調のようです。ただ、彼自身はすぐに相棒に復帰できるとは考えておらず、再スタートを切り、地道に役者の仕事をコツコツ積み重ね、最後に水谷さんの横に立つことを目標としています。そのため、数ある仕事のオファーでは俳優の仕事を最優先に受けているそうです」(芸能プロ関係者) 水谷も今年で72歳。’22年に『週刊新潮』のインタビューでは、 《最近は『相棒』でもアクションシーンが少なくなってきた》 と周囲の気遣いを明かしていたが、 「今年に入ってからも体調はすごく良いようで、年齢を感じさせない演技をしてくださってます。現場では寺脇さんがムードメーカーとなり、あらゆるスタッフや共演者と毎日グータッチしています」(制作会社関係者) という。 制作陣も盤石だ。同ドラマの特徴は脚本家を固定せず、複数の脚本家を競わせる形で、常に新しく、時に挑戦的な内容に仕立て上げてきた。 「新シリーズも社会風刺が効いています。のっけから国の要職に就く人物が襲撃されるそうで、それは米国のドナルド・トランプ前大統領の銃撃未遂事件からインスパイアされたのでは? といわれています」(同・制作会社関係者) 巨大な陰謀うごめくストーリーが展開されるのか。そこへ成宮演じる「甲斐」が“合流”しても違和感はなさそうだが……。 ネット上などでは、 《歴代相棒が全員揃った回をテレビでも映画でも観てみたい》 《カイトくんが悦子さんとの子供を抱っこしてるシーンがみたい》 と復帰待望論は根強く、盛り上がっている。 そこで、成宮本人にメールにて『相棒』復帰をたずねたところ、エージェントを通じ 「事実ではありません」 と回答した。 固い絆で結ばれた“相棒”として、成宮が水谷の隣に立つ日を見てみたいが……。
FRIDAYデジタル