フェンシング女子初の銅メダル 親友の活躍にABCテレビ・増田アナも感涙 「宮脇の時代は終わったと言われるときもあった」両親も喜び【パリ五輪】
フェンシング・女子フルーレ団体、日本は3位決定戦でカナダに競り勝ち、銅メダルを獲得しました。オリンピックのフェンシング競技で女子のメダル獲得は、史上初の快挙です。 なかでも団体メンバーの一人、宮脇花綸選手は、ABCテレビ・増田紗織アナウンサーと小学校からの同級生です。増田アナウンサーはABCテレビ「newsおかえり」に生出演し、親友の大活躍に「テレビの前で号泣した」と語りました。
(Q.同級生がメダルを獲得したというのは?) 「まさか同級生がオリンピックに出る日が来るとは思いませんでした。宮脇選手が雄たけびをあげていたり、ガッツポーズをしたときは号泣してしまいました。本当にうれしかったです」 「(試合終盤)『残り何秒』という実況がありましたが、あんなに時が長く感じることなかったです。『残り6.8秒』とかも一生分くらいに感じました」
「宮脇選手が着ているユニフォームですが、オリンピック2週間前に取材をさせていただいたときに、着させていただきました。まだ宮脇選手本人が袖を通す前のものを、特別に。『いいよいいよ』と言ってくれて。そのときに『パワー送っとくね』と言っていたんですが、それも相まって感動しました」 (Q .宮脇選手の印象は?) 「宮脇選手は大会前のインタビューで『オリンピックだと出場選手が30~40人くらいに絞られるので、全員分析をして癖とか覚えている』と語っていました。本当に努力家で、とても頭がいいんです。勉強もスポーツもできる、まさに文武両道。かっこいい同級生でした」
「『宮脇の時代は終わった』と言われるときもあった」両親も喜び語る
現地で応援していた宮脇選手の両親も取材に応じてくれました。 (宮脇選手の父・信介さん) 「ふだんならできることができない緊張の中で結果が残せたというのは、素晴らしいことだと思います」 (宮脇選手の母・潤子さん) 「『宮脇の時代は終わったね』と言われるようなときもあったので、でも娘がもう1回立ち上がってやろうと決めて、この3年がありました」※ 「ついにその気持ちが報われた、ただ彼女がそれでハッピーだろうなというところで感無量でした」 (Q花綸選手とやりとりはした?) 「ひと言、『おめでとう』『ありがとう』と。もうそれで十分伝わります」 ※宮脇選手は、パリオリンピック前のインタビューで「東京オリンピックのメンバーに入れなかったとき、初めて大きな挫折を経験した」と語っていました。 (『newsおかえり』2024年8月2日放送分より)
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