アメリカでじわり広がるウクライナ反転攻勢・停戦論|週末に読みたい海外メディア記事4本|2023.3.30-4.13
ゼレンスキー大統領はどのような決断を下すのか (C)Shag 7799 / Shutterstock.com
今週もお疲れ様でした。西側による武器供与を受けたウクライナの反転攻勢が成功するとの見通しのもと、早期停戦を説く論考が見られます。これらの論者にはどのような共通点があるのか。フォーサイト編集部が週末に熟読したい記事4本、皆様もよろしければご一緒に。 このTipsでは 前回 、米外交問題評議会(CFR)の欧州研究員、リアナ・フィクスによる 「ウクライナにおける勝利のベンチマークをどう設定するか」 を紹介した。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が掲げるウクライナの領土の完全奪還という目標は否定しないものの、その達成はすぐには困難で、これに拘泥すれば戦闘が長期化してしまうとの前提に立つ論考だ。西側の支援を受けての攻勢の成功を「勝利」であると新たに定義し、これを達成することにより、停戦交渉など次のプロセスに進むべきだと唱えていた。
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フォーサイト編集部