マラソン・鈴木健吾 残り1枠のパリ五輪代表へ 「一緒に行けたらいいな」夫婦での五輪へ意欲
パリ五輪の代表ラスト1枠を争う東京マラソンが3日に号砲。大会に先立ち記者会見が開かれ、日本記録保持者の鈴木健吾選手(富士通)が意気込みました。 【動画】日本記録保持者の鈴木健吾選手が東京マラソン2024へ意気込み語る マラソンのパリ五輪代表は、3枠のうち2枠がすでに決定。東京マラソンでMGCファイナルチャレンジ設定記録の2時間5分50秒を突破した日本人最上位の選手が、代表の座をつかむことができます。 鈴木選手は、2021年びわ湖毎日マラソン大会で日本人初の4分台となる2時間4分56秒の日本記録を樹立。東京マラソンでは2022年に2時間5分28秒を記録しています。 昨秋のパリ五輪選考レースMGCでは、途中棄権。「2021年の東京五輪を見てから次の五輪こそはという思いで4年間やってきました」と胸の内を明かし、2時間5分50秒の設定記録には「出せないタイムではない。パリ五輪につながるレースになると思って東京マラソン選んだ。この大会が次につながる大会となるように今持っている力を全力で出し切りたいと思います」と力を込めました。 女子のパリ五輪マラソン代表は、妻である一山麻緒選手(資生堂)がすでに内定。かけられた言葉を聞かれると、「一緒に行けたらいいなと、常々言って目標にしてたので、僕もしっかりついて行けるように頑張りたいです」と夫婦でのマラソン五輪出場を目指します。