【ラグビー】桑井亜乃さんがリーグワンデビュー 初の女性主審として登場 五輪では選手・審判として世界初の快挙
◇ラグビーリーグワン ディビジョン3 第1節 狭山セコムラガッツ24-15クリタウォーターガッシュ昭島(22日、足利ガスグラウンド) 【画像】パリオリンピックのレフェリー団に選出された桑井亜乃レフェリー ラグビーリーグワン・ディビジョン3の第1節が22日行われ、狭山-昭島の試合で、桑井亜乃さんが主審としてデビューしました。男子15人制ラグビーの国内トップリーグであるリーグワンで女性が主審を務めることは史上初の快挙となります。 学生時代には陸上で投てき選手として活躍した桑井さんはラグビー選手に転向後、2016年に7人制女子ラグビー代表としてリオ五輪に出場、同種目で日本に初のトライをもたらしました。2021年に現役を引退し、その後はレフェリーとして腕を磨き2024年のパリ五輪にはレフェリーとして再び五輪の舞台に立ち、世界で初めて選手・レフェリー両方でオリンピックに出場しました。 その後は15人制のラグビーの審判として活動し、22日にリーグワンで史上初の女性主審として笛を吹きました。 この日、選手と共にピッチに立った桑井さんは前半37分に狭山のフィシプナ・トゥイアキ選手に対して不当なプレーとしてシンビンを宣告、イエローカードを提示しました。試合終了まで終始厳正にジャッジを下し、試合は24-15で狭山が勝利しました。