鹿児島県警もサングラス解禁 熱中症や紫外線から警察官を守る、暑さ対策に理解を
鹿児島県警は21日、警察官が街頭で活動する際の暑さ対策品について、これまで所属先により異なっていた基準を統一して運用を始めた。サングラスの色は黒系統、冷却用のタオルやリングの色は制服になじむ青系統と定めた。 【写真】(正面から)暑さ対策品とサングラスを身につけた警察官ら=21日、鹿児島市の県警本部
基準を設けたのはサングラス、クールタオル、クールリング、ドリンクホルダー。県警によると、対象は街頭活動に従事する全警察職員で、熱中症や紫外線などによる健康被害を防止するのが目的。警務課の田淵賢一理事官は「サングラスを着用したり、職務中に水分補給したりすることがある」と理解を求めた。 交通機動隊は出動時、長袖長ズボンにブーツ、手袋、ヘルメットを装着する。稲子海晴巡査長(30)は「交通秩序のためにも自らの体調管理は大切。まぶしさに目がくらまないよう、サングラスは便利」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島
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