心身不調で電車無理、飲酒運転で出勤…横浜市役所の53歳課長補佐を停職
出勤途中に乗用車を飲酒運転したとして、横浜市は1日、金沢区総務課の男性課長補佐(53)を停職8カ月の懲戒処分にした。同日付。 市人事課によると、課長補佐は昨年9月5日午前、磯子区内で乗用車を運転中にバイクのミラーに接触し、磯子署への通報で酒気帯び運転が発覚。今年5月に運転免許を取り消された後、6月に道交法違反(酒気帯び運転)の罪で略式起訴され、横浜簡裁で罰金50万円の略式命令を受けた。 課長補佐は市に対し、自宅で焼酎の水割りをコップ1杯分飲み、約50分後に当時の職場だった金沢土木事務所に向かったと説明。「心身の不調で気力を上げるために飲酒した。当日は気温が高く、貧血の懸念があり電車での出勤は無理だと判断した」などと話しているという。車での出勤許可も得ていなかった。課長補佐は昨年12月から休職している。
神奈川新聞社