郵便料金の値上げで、封筒を送るにも切手を何枚も貼らなくてはなりません。1円・10円切手などをまとめて高額切手に交換してもらえますか? 年賀切手に換えてもらえると助かるのですが。
2024年10月からの切手代値上げにともない、封筒やはがきを送る際に1円や10円切手を何枚も貼る機会が増えました。まとめて買った少額切手が余ってしまったとき、「100円や500円の高額切手や年賀切手に交換できないの?」と考える方もいるでしょう。 本記事では、切手の交換方法や手数料、年賀切手に交換できるかについて解説します。効率的な手続き方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
切手は高額切手に交換してもらえる? その手続きと注意点
手持ちの未使用の切手は、郵便局で切手やはがき、レターパックに交換してもらえます。交換手続きはシンプルです。お近くの郵便局に未使用切手を持参し、窓口で「別の切手に交換したい」と伝えるだけで手続きをしてもらえます。交換可能な切手の種類は、以下の通りです。 ・普通切手、特殊切手 ・郵便はがき(年賀はがき、くじ引番号付き郵便はがきを含む) ・郵便書簡 ・レターパック封筒、スマートレター封筒 ・エクスパック封筒(日本郵政公社発行のもの) ただし、交換には手数料がかかります。手数料の額は、交換する郵便物の種類によって異なります。例えば、郵便切手や通常はがきは99枚まで1枚につき6円です。手数料は、交換するときに現金または切手で支払います。 また、切手は「未使用の切手」に限り交換が可能です。切手が汚れていたり、破れていたりする場合は、交換を断られる場合があるため注意しましょう。
年賀切手には交換できるのか? そのルールを解説
普通切手を、「年賀切手」に交換できるかどうか気になる方もいるでしょう。年賀切手は「特殊切手」に分類されていますが、普通切手から特殊切手への交換はできません。ただし、特殊切手から普通切手への交換は可能です。 したがって、年賀状の発送に使用する切手が欲しい場合は、郵便局で直接「年賀切手」を購入することになります。交換ではなく購入となるため、事前に必要な金額を用意しておきましょう。
切手交換にかかる手数料と効率的な方法とは?
未使用切手の交換には、手数料が発生します。手数料を最小限に抑えつつ、効率的に交換する方法は次の通りです。 1. 低額面切手をまとめて一度に交換する 何度も郵便局に行くと手間がかかるため、手持ちの切手を一度にまとめて交換するのがおすすめです。 2. 高額切手に交換する 例えば、1円や10円切手を500円や1000円といった高額切手に交換すれば、今後の郵便物送付時に手間が省けます。 3. はがきやレターパックに交換する 郵便はがきやレターパックに交換しておけば、今後の使用機会が増えるため無駄がありません。 なお、交換手数料は現金だけでなく、切手でも支払える点も覚えておくと便利です。
賢く切手を交換して手間を減らそう
郵便料金の値上げにより、1円や10円切手を何枚も貼るのは大変ですが、郵便局で100円や500円などの高額切手やはがきに交換してもらうことで手間を省けます。ただし、交換には手数料がかかるため、まとめて交換するのが効率的です。 年賀切手への交換はできませんが、普通切手やはがき、レターパックなどには交換可能です。今後も郵便物をスムーズに送るために、手持ちの切手を賢く活用しましょう。 出典 日本郵便株式会社 書き損じはがき・切手の交換 日本郵便株式会社 国内の料金表 手数料 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部