平成筑豊鉄道 田川市長へ法定協議会設置を要請 利用者減り厳しい経状況営
RKB毎日放送
利用者数が落ち込み厳しい経営状況が続く平成筑豊鉄道は、沿線の田川市に今後の事業について検討する法定協議会を設置するよう求めました。 【写真で見る】平成筑豊鉄道 厳しい経営状況 ■JR線引き継ぎ1989年に開業 平成筑豊鉄道の河合賢一社長は、5日午前田川市の村上卓哉市長に今後の鉄道事業などについて検討する法定協議会の設置を求める要請書を提出しました。 直方市から田川市、行橋市を結ぶ平成筑豊鉄道は、JR線を引き継ぎ1989年に県や沿線の市町村が出資して開業した第3セクターです。 利用者数は現在ピーク時の3分の1程度まで落ち込み厳しい経営状況が続いています。 沿線の市町村に順次要請書を提出していくということで、村上市長は「地域の住民の移動手段の確保に重きを置いている。沿線の9自治体と協議していきたい」としています。
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