静岡県議会の2会派が来年度当初予算について要望書を提出 自民改革会議&ふじのくに県民クラブ
静岡県議会の2つの会派が鈴木知事に、就任後初の編成となる来年度当初予算についての要望書を提出しました。 最大会派の自民改革会議の要望では、気候変動対策や物価高対策など6つの重点項目があげられています。 また、来年度当初予算編成の財源不足額は625億円となることから、効果的な経費削減に加え、税収増のための経済対策も求めました。 自民改革会議 坪内秀樹政務調査会長: 「観光が、今まで文化観光の方にシフトしていたが、観光産業であるということを、しっかり打ち出して展開するべきではないかという提言もした」
ふじのくに県民クラブ
一方、ふじのくに県民クラブは財政の健全化に加え、半島防災の対策強化や、人手不足の解消に向けた取り組みの実施などを要望に盛り込みました。 鈴木知事は、いずれの会派に対しても財源不足への具体的な対応は示しませんでしたが、要望を受け止め予算編成に臨む姿勢を示したということです。