「意味わかんない」角田裕毅、中国GPで接触誘発のマグヌッセンを糾弾「無駄なプレッシャー」|WEDNESDAY F1 TIME
そしてマグヌッセンに当てられ、リタイアに直結したシーンについてはこう回顧している。 「古いタイヤでマグヌッセンは。そこで頑張ってオーバーテイクしようとするのが、意味わかんない」 「(マグヌッセンの)ステアリング(舵角)を見ても、僕の方に行こうとしていますよね。プレッシャーをかけようとして。無駄なプレッシャーなんですけど」 「無駄なプレッシャーをかけようとして、なんか当たっちゃったみたいな。典型的な、まああるあるなんですけどドライバーの中で。ただ、このレベルではしてほしくないようなぶつかり方という感じですね」
サッシャ氏が“ここでタイヤから火花が出ています。これで(タイヤ及びレースが)ダメになっちゃったわけですけど”と映像を見ながら振ると、角田は落ち着いた口調でマグヌッセンを糾弾し始めた。 「なんかここは別にわざわざ僕を攻略する意味もあったのかというか。完全にライン的にも(マグヌッセン側が)不利だったんで」 「レーシングアクシデントというか……。レーシングアクシデントでもないか。まあドライバーの意地が、向こうが出しすぎちゃったのかな、と」 「それ以外あんまりないんですよ。じゃあもうちょっと外(のライン)行った方が良かったのかという余地もあるんですけど、僕は結構縁石の外まで出ているし。しかも十分(マグヌッセンに)スペースを与えている」 次戦は戦いの舞台を北米に移し、マイアミGPを迎える。今季は開幕戦から何度となくハースと戦っていることもあり、今後もしばらくRBとハースはバチバチの戦いを繰り広げることになりそうだ。角田は対ハース勢との戦いで、今後しっかり結果を示すことができるのか注目したい。