不倫報道の玉木氏「浮かれた」、妻は叱責「一番近い人守れぬ人に国守れない」会見やりとり
──家族は何といっているのか
「8日に報道が出ることに接し、週末に家族と相当長時間話した。『こんな大事な時期に、政党代表として、何やってんだ』と厳しく、妻からも息子からも叱責を受けた。同時に、『国民民主党に期待してくれた多くの人は、(年収が103万円を超えると所得税が発生する)『103万円の壁』の引き上げに期待して、票を入れてくれた。今回の騒動を挽回するため、全力で103万円の引き上げをやってこい』と妻からも息子からも言われた。やったことは父として、夫として、許されない行動であることは間違いない。一生かけて家族には謝り続けていきたい」
──政治家には法律を守るよりも高い倫理観が求められるのではないか
「おっしゃる通りだ」
──多くの有権者に票を入れてもらった中で、このような立場でいいのか
「先ほど申し上げた通り、代表を続けるのかは仲間にはかりたい。議員の地位だが、許してもらえれば議員として仕事をもって応えていきたい。許してもらえるならしっかり仕事で返したい」
──倫理観の低い人が国を引っ張っていけるのか
「まさに妻から同じことを言われた。『一番近くにいる人を守れない人は国を守れない』。妻から厳しく言われた言葉の一つだ。この言葉を改めて胸に刻み、反省し、少しでも国益にかなう仕事ができるように、全力で取り組みたい」
■妻は日本一地元を守ってくれる女性なのに
──有権者に対しては
「有権者の皆さんは、私というよりも、党の掲げる政策や理念に賛同してもらったと思う。私個人の起こした問題が、党の政策や党運営に、影響を与えないように客観的に見ながら最大限の努力をしたい」
──高揚していた部分もあって、衆院選後もこのような行動を続けたのではないか
「正直、ご指摘いただいたように浮かれていた部分があったと思う。反省しないといけないし、戒めていかないといけない。冷静さを失った行動だと反省している」
──玉木氏は東京で政治活動に関わる時間が長い。その分、奥さまが地元で有権者との橋渡し役になっていた部分があるのではないか