「リーリー」「シンシン」中国の空港に到着…上野動物園が発表
中国に返還される上野動物園のジャイアントパンダ、オスの「リーリー」とメスの「シンシン」について、上野動物園は、日本時間の29日午後0時40分ごろに中国の成都双流国際空港に到着したと発表しました。2頭とも落ち着いた様子だということです。 園によりますと、上野動物園の飼育担当者と中国側の専門家が同行しました。 「リーリー」と「シンシン」はともに19歳と高齢で、去年9月から高血圧の症状が確認されていることから、輸送に耐えられる健康状態のうちに返還することが決定し、返還期限を1年半あまり残して、29日、生まれ故郷の中国に戻りました。