【中山金杯/現場情報】メイチの仕上げ&騎手の進言 ここを狙い撃ち!の2頭
[GⅢ中山金杯=2025年1月5日(日曜)中山競馬場、芝内2000メートル] 中山金杯を狙い撃ちしてきた馬がいる。まずは、連覇を狙うリカンカブール(牡6・田中克)。東スポ競馬Webの「記者メモ」には昨年12月31日の追い切り後、田中克調教師がこう話したことが記されている。 「目標だった一戦ですし、メイチの仕上げで臨みますよ」 なかなかの〝買いコメント〟だが、中山競馬場の成績が〈2・0・1・0〉であることについて「器用さ、機動力があるからでしょうかね」とも分析していたという。だからこそ昨年9月のオールカマー後、他のレースには見向きもせずここ一本。「何とかこの条件でもう一度、重賞を取ってほしいと思っています」と鼻息が荒くなるのも当然だろう。 一方、前走がマイルCSなのに、マイルの京都金杯に登録すらせず、中山金杯に矛先を向けてきたのがアルナシーム(牡6・橋口)。記者メモにはその理由が書き込まれれいる。 マイルCS後、「今後GⅠ級のメンバーと戦っていくなら、今のアルナシームにはマイルより2000メートルくらいの方が良さそうです」とジョッキーから進言があった。 実際、ここまでのキャリアはマイル1勝に対して1800メートルは5勝。距離延長がいい方に出れば当然面白い存在になる。
東スポ競馬編集部