フォード新型ブロンコスポーツ、オフ性能を大幅に向上させた「サスクワッチ・パッケージ」とは?
フォードは、ブロンコスポーツ・バッドランズおよびアウターバンクスに、オフロード性能を大幅に向上させた高性能オフロードパッケージ「サスクワッチ」を新設定したことを発表した。アクセサリー対応の新しいモジュール式スチール製フロント・リアバンパー、スチール製アンダーボディプロテクション、インテリアのグラブハンドルと補助スイッチなど、オフロードトレイルに特化した装備が豊富に搭載されている。内装装備には、クラス最大のセンターディスプレイ、SYNC(R) 4システム搭載の13.2インチタッチスクリーン、ブロンコラプターにインスパイアされた12.3インチデジタル計器ディスプレイ、Co-Pilot 360 アシスト+を標準装備している。砂漠から岩だらけのトレイル、そして冒険に満ちた荒野へと続く森の中のツートラックまで、2025年型ブロンコ・スポーツは、ドライバーを非日常の冒険へと連れ出してくれる。フォード・ブロンコに「サスクワッチ・パッケージ」が新登場! 【写真を見る】フォードの新型ブロンコスポーツ 都市型SUVとして開発されたブロンコスポーツの新型モデルは、地元の喫茶店やショッピングモール、さらには人里離れたアウトドア・レクリエーションの目的地よりもワイルドな場所にクルマを持ち運ぶ小型SUVユーザーのために、大型のフォード・ブロンコで瞬く間に象徴的な存在となったサスクワッチ・オフロード・パッケージを初めて導入し、次世代レベルのオフロード性能が実現されている。 1.5Lの「アウターバンクス」と、2.0リッターの「バッドランズ」の両モデルに実装されている「サスクワッチ・パッケージ」は、オールテレイン・ドライブにさらなる自信をもたらしている。サスクワッチの能力は、堅牢なツインクラッチ・リアドライブとロッキング・リアディファレンシャルから始まる。 ブロンコスポーツ・サスクワッチには、クラス最大級の29インチ・オールテレインタイヤが装着される。このタイヤは、オープントレッドデザインとサイドウォールの強化により、様々な路面でトラクションを発揮するよう、モデル専用に開発されている。 オフロードモデルならではの駆動システムを新搭載 ブロンコスポーツ・バッドランズとバッドランズ・サスクワッチは、新しいラリーG.O.A.T.(Goes Over Any Type of Terrain)モードにより、特に高い性能を発揮する。ラリーモードは、砂地での高速走行において、ギアを長く保持することで要求されるパワーを高め、スロットルレスポンスを鋭くし、ステアリングからのフィードバックを増加させる。 加えて、トレイル・ワンペダル機能により、ドライバーはアクセルペダルだけで車速をコントロールすることができる。アクセルを緩めるとブレーキが作動して自動的に減速し、アクセルを完全に離すとブロンコ・スポーツは制御された状態で停止する。 サスクワッチには、新しいクラス専用のビルシュタイン製リアショックが装備されている。ビルシュタイン製ショックは、コンプレッションとリバウンドの減衰力をより幅広く調整し、高速走行時の過酷な状況を吸収する。フロントとリアの新しいスプリングは、現行のブロンコ・スポーツ・バッドランズよりも車高をコンマ4インチ向上させている。
MotorFan編集部