18年前の小4女児刺傷事件、殺人未遂容疑で逮捕の男は殺意を否認…兵庫県警は半年前から任意聴取
岡山県津山市の女児も腹部や胸部を刃物で刺されており、岡山地裁の裁判員裁判判決は「女の子の苦しむ顔を見たいと考え、抵抗されたことから刃物で刺した」と指摘していた。
容疑者の逮捕に付近住民は安堵
事件の発生から18年。容疑者が逮捕され、現場付近の住民からは安堵(あんど)の声が上がった。
近くに住む男性(68)は「未解決のまま事件が風化してしまうのではと心配していたので、捜査に進展があり、一安心している」と話した。別の女性(81)は「警察官が毎年のように訪れ、『まだ解決していないのか』と不安に感じていた。捜査で真相を明らかにしてほしい」と願った。
一方、勝田容疑者は幼少期から兵庫県加古川市で家族と暮らしていたという。小中学生時代を知る近所の女性は「ニコニコして、おとなしい少年というイメージだった。事件を起こすようには見えなかったのに」と語った。