愛媛FC森脇良太選手 笑顔の引退会見
今季限りで現役を退いたサッカー元日本代表で愛媛FCの森脇良太選手。 代名詞の「涙」を封印し、満面の笑顔で引退会見に臨みました。 晴れ舞台にはあの盟友もサプライズで駆け付け、花を添えました。 すこし緊張した面持ちで会見場に姿を見せた森脇選手。 【森脇選手】 「プロでの20年はjリーグに育ててもらい成長させてもらい、愛媛FCで引退することができて、こんなにも自分自身幸せなことはない」 2004年にサンフレッチェ広島でプロ生活をスタートさせ、これまでに愛媛を含む4つのクラブでJリーグ通算501試合に出場した森脇選手。 ピッチに別れを告げる理由については。 【森脇選手】 「引退を決めたのは今シーズンが始まる前。自分の中で本来の動きができないということ。ピッチに立った時に100%でプレーできなければそれはプロサッカー選手としてやっていくことは難しいと思っている」 一方、J1・J2・J3のすべてのカテゴリーで優勝を経験してきました。 今後の目標を聞かれると…。 【森脇選手】 「Jリーグの監督になりたい、またそれから日本代表の監督を目指したいですし、選手時代にJリーガーとして獲れるタイトルを全て取らせてもらったわけなんですけど、監督としても獲れるタイトルを全て勝ち取りたい」 会見の最後にはビデオレターが上映されました。 そこにはかつて広島と浦和で共に戦った槙野智章さんからの熱いメッセージが流れていたかと思いきや、槙野さんが会場に突然現れて森脇選手も大興奮! 引退後のテレビ出演について槙野さんに聞かれると…。 【槙野選手】 「あるじゃんもっとこれやりたいとかこういう人と共演したいとかこういう風になっていきたいとか」 【森脇選手】 「それはなんも考えてなかった」 【槙野選手】 「相変わらずだなそれがいいところなんだけどね」 森脇選手は今後テレビ番組などへの出演にも意欲的に取り組むほか、愛媛FCのポジティブエナジャイザーとして地域やサッカー界を盛り上げたいとしています。