【YJS】大井の鷹見陸騎手、逃げ切りVも唇かむ「馬券内には1回ぐらい入りたかった」
2024ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)は大井の鷹見陸騎手(21=鷹見)が57ポイントを獲得して優勝した。 12日のファイナルラウンド園田では1、2着で50ポイントを獲得。中京では7着と13着だったが、2位と4ポイント差で逃げ切った。「優勝はとてもうれしいが、本日の騎乗はとても悔しかった。勝てなくても馬券内には1回ぐらい入りたかった」と喜びの中でも唇をかんだ。 22年12月に調整ルームに関する開催執務委員長指示事項の違反で10日間の騎乗停止。1年以上のブランクを経て、今年2月にリスタートした。「いろいろ迷惑をかけて、信頼を失ってからのスタート。1頭1頭感謝して乗っている。次は大きいレースや重賞レースを優勝したいと思っているので、今後とも応援よろしくお願いします」と飛躍を誓った。地方騎手の優勝は21年の飛田騎手(佐賀)以来3年ぶり。2位は愛知の望月洵輝騎手(18)、3位には浦和の室陽一朗騎手(22)と地方勢が上位を独占した。