イトーヨーカ堂、初の販売“幸手産コシヒカリ”いかが ヨークマートモラージュ菖蒲店など系列4店で取り扱い 久喜店では弁当に使用「高い評価あり、自信を持っている」太鼓判
埼玉県幸手市とイトーヨーカ堂は27日、包括的連携協定を締結した。協定締結記念商品として9月15日から、市内外のヨーカ堂系列4店舗で、幸手産コシヒカリの販売を始める。同社が単一市町村産の米を販売するのは初めて。 イオン跡地に“ヤオコー商業施設”誕生へ 巨大1万平方メートル超 駅と接続、今年いつオープン
米の生産が盛んな幸手市からの提案を受け、協定書に盛り込まれている9分野の連携事項の一つ「地産地消の推進、市内産品の販売・活用」で協力することになった。 販売されるのは5キロ入りの新米。パッケージには市章とイトーヨーカドー・ヨークフーズのロゴマーク、権現堂桜堤をイメージした桜や菜の花があしらわれている。久喜市のイトーヨーカドー久喜店・アリオ鷲宮店、ヨークマートモラージュ菖蒲店と、幸手市のヨークフーズ幸手店で販売。価格は今月下旬に決める。発売日は木村純夫市長が各店舗を回りPRする。 イトーヨーカドー久喜店では、店内で調理・製造する弁当に幸手産コシヒカリを使用。米とともに市のマスコットキャラクター「さっちゃん」グッズや観光パンフレットなどを同封したギフトボックス50セットも限定販売される。 市役所で行われた締結式で、イトーヨーカ堂の須賀秀人取締役執行役員は「幸手市のお米は食味が良く、高い評価を得ている。自信を持って販売できる」と太鼓判を押した。
木村市長は「今後さまざまな分野で相互に連携し、まちづくりを進められることを心強く感じる。市にとってかけがえのない財産になる」と期待を寄せた。