必見! カシマサッカースタジアムに描かれたジーコの壁面アート
サッカー界の神様であり、鹿島アントラーズの象徴でもあるジーコ。アントラーズで現役を引退して早30年。現在はクラブのアドバイザーを務めるジーコへの感謝を込めて、2024年は現役引退30周年記念プロジェクトが展開されていく。その一環として、カシマサッカースタジアムにジーコが描かれた壁面アートが完成。
このアートを手掛けたのは、壁面アート専門の制作会社〈オーバーオールズ〉。これまでも、大谷翔平やダルビッシュ有といった日本を代表するアスリートを描いてきた会社だ。 〈オーバーオールズ〉が描いてきたのは“自分を信じ、貫いてきた人”。彼らの姿を見て、1人でも多くの人が“自分を信じ、貫いてほしい”との思いが込められている。スタジアムを訪れ、ジーコの姿を胸に刻んだ子供たちの中から、新たなレジェンドが生まれることを願っているという。
6月16日(日)、J1リーグのアルビレックス新潟戦より一般公開された。公開にあたってジーコが記念イベントに参加。ジーコは、「アントラーズのシンボルとして大切にしてほしいですし、私自身、これからもアントラーズとともに歩んでいきたいと思う」とコメントし、感謝の意を表していた
[オーバーオールズ]OVER ALLs
年間40作品以上を手掛けるミューラル(壁画)アーティスト集団。2016年、代表の赤澤岳人と画家の山本勇気で結成。アスリートの壁面アートをはじめ、ミューラル( 壁画)の力で、人々を表現者に変えることを目指して、様々な作品を生み出し続けている。 ※雑誌『Safari』9月号より