山下美月の制服姿に「ちょっと制服姿を見せてよ!」と成田凌以下『降り積もれ孤独な死よ』の撮影現場が大盛り上がり
■「学生に見えるのかなという不安はありました」(山下美月) 成田凌主演、読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』。現在と過去2つの事件が交錯するヒューマンサスペンスが視聴者を謎の渦へと巻きこんでいる本ドラマから、現代編で物語のけん引役のひとりである森燈子役・山下美月からコメントが到着した。 【画像】高校時代の森 (山下美月)と同級生の東野梓(浅川梨奈) 森燈子(山下美月) とある屋敷で13人の子供たちの白骨死体が見つかった通称“灰川邸事件”から7年後、現場に残されたマーク・通称リッカのマークをタトゥーに入れた少女・美来(水野響心)が行方不明に。灰川邸事件はまだ終わっていなかったのか――。 かつて灰川邸事件を追った元刑事・冴木仁(成田凌)は、週刊誌記者・森燈子(山下美月)と美来の行方を追う。時を同じくして灰川邸事件で生き残った子供の一人・沖島マヤ(仲万美)が転落死。少女失踪事件と転落死事件に関与しているとして、灰川邸事件の生き残り・蓮水花音(吉川愛)が浮上する。 8月25日に放送された第8話では、山下美月演じる週刊誌記者・森が少女失踪事件を追う理由が明らかに。高校時代、周囲になじめずにいた同級生の東野梓(浅川梨奈)に近づきたくて、家庭に恵まれなかった梓とわかり合えるように、自らも家庭に恵まれていないと嘘をついたこと。そしてその嘘が梓にバレて、直後に梓が自殺したことから、その罪滅ぼしとして記者となり事件を追っているという。 高校時代の森 (山下美月)と同級生の東野梓(浅川梨奈) 「わかったふりをしたせいで、彼女は死んだ」「今度はわかったふりで終わらせたくない」その思いで、森は事件を追っているのだと語った。 少女失踪事件を追う冴木と森は、あるシェルターで美来を発見。行方不明の間、花音と一緒にいたというのだ。花音は「降り積もれ孤独な死よ」から始まる詩を美来に残して姿を消していた。一方で、灰川邸付近ではあらたな白骨死体が見つかり、灰川邸事件の生き残りのひとりと思われていた神代健流(杢代和人)だと判明する。 次々に明らかになる灰川邸の子供たちの死。冴木と森が追う謎の先に見つかるのはいったいどんな真実なのか? ■第8話(8月25日放送)あらすじ 「あなたは、何をしたんですか……?」 花音(吉川愛)と再会した冴木(成田凌)は、思わず問いかけていた。マヤ(仲万美)が殺害されたことや、美来という少女が行方不明になっていること。そのどちらにも花音の関与が疑われているからだった。ところが、花音は「もう、冴木さんを巻き込むつもりはありません」と言って、行ってしまう。 同じ頃、灰川邸のそばで白骨化した遺体が発見された。森(山下美月)は、これが美来ではないかと心配する。さらに、遺体が見つかった場所では、数日前に花音が目撃されていたことが判明し…!? 後日。冴木と森は、悟(松本怜生)から話を聞いていた。悟は「健流(杢代和人)が、家族をバラバラにした」と言い、灰川邸での出来事について語り出す。 健流の過去が明らかになるなか、灰川邸事件の生き残りの“ある人物”に危機が迫っていた――。 健流(杢代和人) ■第9話(9月1日放送)あらすじ 灰川十三(小日向文世)の故郷である蔵土村で、花音(吉川愛)を見つけた冴木(成田凌)。自分と一緒に“逃げること”を提案するが、そこへ顔に傷のある男が現れる。ナイフで襲われながらも、なんとか男を押さえつける冴木。 「逃げろ、花音!」 思わぬ男の言葉に驚く冴木。そんな冴木を花音は悲しげに見つめたあと、背を向けて走り出し…!? そこへ、五味(黒木メイサ)が到着。男は殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたが、犯行動機や自分の身元について、一向に語ろうとしない。一方で、灰川邸のそばで発見された白骨化した遺体は、健流(杢代和人)であることが判明する――。 そんななかで、霊園で花音と会ったことを黙っていたことを知られてしまった冴木。五味から、「これ以上深入りさせることができない」と言われてしまい…!? 冴木仁(成田凌)と森 (山下美月) 山下美月 インタビュー Q. 久々の学生服、いかがでしたか? 山下美月:この年齢(25歳)になって学生役をやることがあまりなく、久々でした。学生に見えるのかなという不安はありましたが、現場でスタッフさんや成田さん、他のキャストの方々が「ちょっと制服姿を見せてよ!」と言ってくださって、現場を盛り上げていただいたので、変に気負わずに演じることができたと思います。 Q. 森が事件を追う理由は学生時代にありました。学生時代の森を演じてみた感想を教えてください。 山下:自分の行動や発言によって誰かを苦しめてしまったという事実は、一生背負っていかなければならない十字架で、森はそれで人を殺してしまったという自覚があるのに、制裁を受けたり、逮捕されたりするわけじゃない。そちらのほうが森としてはしんどかったのかなと思います。自分がやってしまったという罪悪感を持ちながら、誰も自分のせいにはしてこない世界は、もしかしたら捕まることや法律的に裁かれることよりも、重荷になって自分にのしかかってくるのではと感じています。 森自身の過去と「美来ちゃんを探したい。この事件をちゃんと追いたい」という気持ちを繋げていくなかで、過去があったから動いている、となってしまうと、少し私情を挟みすぎかなという気もして…。森が週刊誌の記者という仕事を選んだということは、自分の過去を背負いつつ、自分なりの正義感を、とても大事にしているのだろうなと思います。 森自身が、この事件を正確に嘘なく世の中に伝えることで、灰川邸事件の関係者だけではなく、苦しんでいる子どもたちや彼らの周りの大人たちにメッセージを届けられるようにと、使命感を持って事件を追っている姿を9話以降もお見せできると思います。8話でようやく森の過去を視聴者の皆さんにお伝えすることができて、ここからまた物語が進んでいくのを、楽しみにしていただきたいなと思います Q. 現代編も怒涛の展開が続きますが、視聴者の方に改めて見どころや注目ポイントを教えてください。 山下:2024年の現代編は原作にはないドラマオリジナルの部分なので、今までの一連の事件が今後どう収束していくのか、これまでの伏線や謎がすべて繋がって真実が明らかになる9話、10話をぜひお楽しみください! 番組情報 読売テレビ・日本テレビ系 日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』 毎週日曜 22:30~ 脚本:橋本夏 演出:内藤瑛亮 二宮崇 高杉考宏 主題歌:あいみょん「ざらめ」(unBORDE/Warner Music Japan) 出演:成田凌 吉川愛 萩原利久 佐藤大樹 仲万美 松本怜生 杢代和人 カカロニ栗谷 / 山下美月 黒木メイサ / 野間口徹 小日向文世 原作:『降り積もれ孤独な死よ』原作:井龍一 漫画:伊藤翔太(講談社『マガジンポケット』連載中 (C)井龍一・伊藤翔太/講談社 (C)ytv
THE FIRST TIMES編集部