第94回選抜高校野球 「一試合を大切に」 仙台育英書道部、センバツ・プラカード揮毫 /宮城
◇仙台育英書道部、思い込め 「書の甲子園」の愛称で知られる第30回国際高校生選抜書展(毎日新聞社、毎日書道会主催)団体の部で3年ぶり2度目の全国優勝を果たした仙台育英高の書道部が、3月18日に開幕する第94回選抜高校野球大会の開会式の入場行進などで使われるプラカードの校名を揮毫(きごう)した。 書の甲子園で地区優勝した全国10校が分担。仙台育英は、東北地区代表としてセンバツに出場する花巻東(岩手)と聖光学院(福島)、只見(福島)の3校を受け持った。 21世紀枠で出場する只見を担当した岡崎莉子さん(3年)は「二文字とも画数が少ないので、迫力が出るように大きく書いた」と話す。花巻東を手掛けた関優奈さん(同)は、幼い頃に花巻市に住んだことから同校を希望。「一試合一試合を大切に頑張ってほしい」と気持ちを込めて筆を運んだ。【面川美栄】