米ツアー11勝目を飾った松山。(C) Getty Images

　衝撃のスコアが脚光を浴びている。 　現地１月５日、米男子プロゴルフツアーの「ザ・セントリー」が米ハワイ州カパルアのプランテーションC（7596ヤード、パー73）で最終日が行なわれ、首位発進の松山英樹が１イーグル、７バーディー、１ボギーの「65」で回り、PGAツアー新記録となる通算35アンダーでツアー開幕戦を優勝。自身の持つアジア人最多勝利記録を更新した。松山が叩き出した圧巻のラウンドにはPGAツアー公式も驚きを隠せないでいる。 【動画】松山英樹がPGAツアー新記録で米ツアー11勝目！ 　圧巻の猛チャージだった。２位のコリン・モリカワと１打差の単独首位でスタートした松山は３番パー４で直接カップインを成功させるイーグルを奪取する。さらに、５番パー５でもバーディーを奪うなど、スコアを大きく伸ばした。 　７番パー４ではボギーを叩くも、８番と９番は連続バーディー。勢いは止まらず11番、12番、16番でもバーディーを奪い、超ロングコースの最終18番もバーディー締めで力強くガッツポーズ。ウイニングパットに観客から大きな歓声が上がった。 　 　PGA公式Xは、「ヒデキ・マツヤマが本コースの５番で20連続バーディーだ」と紹介。『Birdie』というワードを18個、『Eagle』を２個添えて驚異的なスコアを伝えた。 　2022年にキャメロン・スミス（オーストラリア）が同大会で打ち立てた72ホールでのツアー記録を１打更新する快挙を達成した松山。25年初戦で最高のスタートを切った。 構成●THE DIGEST編集部