高額売却に成功! Jリーグ、移籍金差額ランキング1~10位。安く買って高く売れた選手とは?
6位:ジェルソン・ロドリゲス(ジュビロ磐田) 加入時の移籍金:20万ユーロ(約2800万円) 放出時の移籍金:200万ユーロ(約2億8000万円) 利益:180万ユーロ(約2億5200万円) ジェルソン・ロドリゲスは2019年1月にジュビロ磐田に加入し、半年後に200万ユーロ(約2億8000万円)の移籍金を残して日本をあとにした。 ポルトガルで生まれたジェルソン・ロドリゲスは、幼少期にルクセンブルクへ移住しており、同国でプロデビュー。2017年からは、ルクセンブルク代表としてプレーしている。 その後、オランダのSCテルスターからモルドバのFCシェリフへ移籍したあと、ジェルソン・ロドリゲスは20万ユーロ(約2800万円)の移籍金でジュビロ磐田にやってきた。身体能力が高く、爆発的な加速で相手を置き去りにするFWで、リーグ戦15試合出場で5得点を記録、カップ戦では3試合で2得点を挙げている。 その一方で、完全にフリーな状況でヘディングシュートを枠を外したりするようなところもあったが、ポテンシャルはヨーロッパの強豪からみても抜群だったようだ。ウクライナの強豪ディナモ・キエフは、ジェルソン・ロドリゲスの獲得に違約金満額の200万ユーロを用意したとのことで、磐田は放出を受け入れるしかなかったようだ。
5位:チアゴ・マルチンス(横浜F・マリノス) 加入時の移籍金:180万ユーロ(約2億5200万円) 放出時の移籍金:364万ユーロ(約5億960万円) 利益:184万ユーロ(約2億5760万円) ブラジル人のチアゴ・マルチンスは、横浜F・マリノスで戦力としても移籍金としても大きなものをもたらした偉大な助っ人だ。 チアゴ・マルチンスは2018年夏に1年半の期限付き移籍でパルメイラスからやってきた。すぐにレギュラーに定着すると、2019シーズンは畠中槙之輔とのセンターバックコンビで堅守を築き、J1優勝に貢献。この年のJリーグ・ベストイレブンにも選ばれている。 横浜FMのディフェンスリーダーに君臨していたチアゴ・マルチンスは、2020年2月に完全移籍に切り替わっており、この時の移籍金が180万ユーロ(約2億5200万円)とされている。2021年12月に契約を延長してファンを安堵させたが、2022年2月にニューヨーク・シティFCへの移籍が決まった。戦力としては痛手だったものの、移籍金収益は184万ユーロ(約2億5760万円)で、クラブに大きな利益をもたらしている。 現在28歳のチアゴ・マルチンスはMLSで活躍を続けており、2023年からはニューヨーク・シティFCでキャプテンを務めている。