デニムは“季節の素材”で差をつけろ!モヘアにコーデュロイ、ベルベットも◎
旬の素材を用いるのは料理のみならずファッションも同様。 モヘア、コーデュロイ、ベルベットといった秋冬らしい素材を活用すると、デニムはいっそう際立つのだ。 ▶︎すべての写真を見る
“季節の素材”で差をつける
秋冬シーズンにデニムと合わせてみたい素材のひとつが、モヘアである。デニムのタフな質感と好対照のフワッとした手触りと長い毛脚が特徴で、取り入れやすいのはカーディガン。 マスタードカラーにウォッシュの効いたブルーデニムという組み合わせは、カラーリングも対照的で面白い。 「デンハム」のデニム ストレッチデニムを採用し、スリムフィットながら快適な着用感を約束する看板モデル「レイザー」。ヴィンテージ感溢れる加工も秀逸。
コーデュロイもこの時季らしい素材。ボリューム感のあるデニムジャケットに合わせたのは、同じくゆったりしたシルエットのコーデュロイパンツ。 モコッとした素材により、チノパンとは似て非なる季節感を醸し出し、こんなサイジングならドレープも楽しめる。 「リー」のデニムジャケット リーの伝統的なデニムジャケットのディテールを継承しつつ、丸みのあるビッグシルエットに仕上げた一着。ウォッシュの風合いも◎。
ブラックデニムのルードな雰囲気にマッチするのがベルベット素材。ブルゾンやジャケットよりも、遊びの匂いをギリギリまで抑えたシャツが取り入れやすいだろう。 無駄なデザインを省くことで、美しいドレープとテカッとした光沢を存分に味わえる開襟シャツだ。 「リーバイス」のデニム 数あるブラックデニムのなかでも「501」の色落ちは独特。アタリの濃淡と色のフェード感が実にいい感じだ。これもまた比類なき定番。 太田泰輔=写真 菊池陽之介=スタイリング yoboon(coccina)=ヘアメイク 加瀬友重=文
OCEANS編集部