下久堅で15日からサイクルラリー TOJのコース生かして 映える風景PR【長野県飯田市】
長野県飯田市下久堅地区まちづくり委員会は、地区内にあるサイクルロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ)信州飯田ステージのコースを生かしたイベント「しもひさかたサイクルラリー」の第1弾を15日から始める。初級と中級、上級の3コースを用意し、完走者にはひさかた和紙で作ったオリジナルグッズを贈る。 TOJで最も山坂が多くて厳しい反面、伊那谷を見渡せる眺望が魅力の山岳コースを生かしたイベントを―と、自転車愛好家の協力を得て企画。SNSを絡めることでサイクリストはもちろん、自転車に乗らない人も訪れたくなる展開を目指す。 第1弾イベントは15日から12月15日までの前期、来年3月1日から30日までの後期に分けて開く。 参加者は各コース指定のチェックポイントで自転車と風景を一緒に撮影し、写真投稿サイトのインスタグラム、短文投稿SNSのXに指定のハッシュタグ「#しもひさかたサイクルラリー」を付けてアップする。 完走者にはサイクリングにちなんだ絵柄の和紙製しおり、うちわ、扇子をコースの難易度に応じてプレゼントする。 景品の受取場所はJR飯田駅観光案内所、下久堅自治振興センター(平日のみ)、天龍峡観光案内所。参加に必要な専用マップも3カ所で配布しているが、ウェブ上からもダウンロードできる。 ま委の滝沢和彦会長は「関係人口の拡大につなげたい。イベントが軌道に乗った場合、コースを周辺地域にも拡大し、距離を長くすることで上級者の需要にも応えたい」と話している。 下久堅地区内であれば、チェックポイント以外で撮影した写真の投稿も歓迎し、優れた投稿をした人には別のグッズを贈る。問い合わせは公式ラインから。