ポケモンソフト改ざん サイバーパトで発見、容疑で男逮捕
●800匹以上取りそろえております ●金沢中署など 金沢中署などの合同捜査班は6日、家庭用ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けソフト「ポケットモンスター サン」のデータを改ざんし、石川県内の男性に販売したとして、不正競争防止法違反の疑いで、住所、職業自称の埼玉県川口市並木2丁目、自営業若杉将希容疑者(32)を逮捕したと発表した。サイバーパトロール中の捜査員がフリーマーケットサイトで「ポケモンを800匹以上取りそろえております」とうたってソフトが販売されているのを発見し、捜査を進めていた。 逮捕容疑は5月ごろ、不正な利益を得る目的でゲームソフトの改ざん防止機能を解除してセーブデータを書き換え、男性に1本5200円で販売した疑い。署によると、容疑を認めている。 フリマサイトには「ポケモンセンターや映画館、各イベントなどで配信されたポケモン。コレクション用などを取りそろえております」などと記載して販売していたという。 合同捜査班は関係先からデータが改ざんされたポケモンのゲームソフト37点やパソコンなどを押収しており、容疑者がデータを改ざんしたソフトの販売を繰り返していた可能性があるとみて調べる。