【パドレス0－2レッズ】＠グレートアメリカン・ボールパーク

1イニングを無失点に抑えたパドレスの松井裕樹（MLB Advanced Media）

　日本時間5月22日、パドレスは敵地グレートアメリカン・ボールパークでレッズとの3連戦がスタート。その初戦はレッズ投手陣から1点も奪うことができずに0対2で完封負けを喫し、再び借金生活に突入した。レッズ先発のアンドリュー・アボットが7回4安打無失点の好投で3勝目（4敗）を挙げ、3番手のアレクシス・ディアスは8セーブ目を記録。パドレス先発のジョー・マスグローブは故障者リストからの復帰戦だったが、3回3安打2失点（自責点0）で4敗目（3勝）を喫した。 【動画】レッズのエリー・デラクルーズがタイムリー二塁打を放つ（MLB.comより） 　初回一死満塁のピンチを切り抜けたパドレス先発のマスグローブは、2回裏に自身の牽制悪送球もあって一死2・3塁のピンチに。ここでジェイコブ・ハートゥビーズがレフトへのフライを打ち上げ、左翼ジュリクソン・プロファーがホームへ好返球を見せたものの、捕手ルイス・キャンプサーノが捕球できず、レッズに先制を許した。次打者エリー・デラクルーズにはタイムリー二塁打を許し、マスグローブはこの回2失点。3回以降、パドレス投手陣はレッズ打線を無安打に封じたが、パドレス打線が1点も奪えず、0対2で完封負けを喫した。 　パドレスの松井裕樹は2点ビハインドの7回裏二死走者なしの場面で4番手として登板。ハートゥビーズをライトフライに打ち取ってイニングを終えると、8回裏も続投し、デラクルーズをショートゴロに抑えたあと、ジェイマー・キャンデラリオに四球を与えたが、スチュアート・フェアチャイルドをショートゴロに仕留め、交代となった。四球を1つ与えたものの、1イニングを無失点に抑え、これで3試合連続の無失点。今季ここまでチームの51試合中22試合に登板し、防御率は3.54となっている。