「デートで女性半額」牛角の炎上に、陰キャ男性が“納得の意見”。男性が奢るのは当たり前じゃない
男性がデートをすることの難易度は上がる一方
同調査によると、未婚の20~30代女性も4人に1人はデートの経験がありません。だから男女とも恋愛しない人は増加傾向ですが、男性の方が特に顕著に増えています。というのも一部の男性が複数人の女性とお付き合いをするため、女性の方が恋愛経験がある人の率が高いのです。 マッチングアプリなど出会いのための手軽なサービスは増えているのですが、男性が女性とデートをする難易度はむしろ上がっています。アプリでは、女性は女性というだけで男性たちから数百の「いいね」が付くのに対し、女性から男性への「いいね」はほとんどありません。料金もたいてい女性が無料で、男性がサブスク課金型です。 ニッケル坊やさんはマッチングアプリで苦戦して(ちなみにニッケル坊やさんに限らずマッチングアプリは男性ユーザー9割苦戦します)、結婚相談所に乗り換えて婚活をした経験があるそうです。結婚相談所の料金は男女同額ですが、実際に活動すると、お見合いのお茶代は男性が支払うルールのところが多いのです。
お見合いをするたびに、お茶代だけで5000円を負担
デートで男性が奢るルールについてニッケル坊やさんはこう話します。
「難しい問題です。仮に割り勘でも良いルールであっても、奢る男性と奢らない男性がいれば、女性は前者に好印象を抱くかもしれず成婚が遅くなるかもしれない。個人的には、もうホテルのラウンジやカフェなどはやめて、相談所のブースなどで追加料金なしで飲み物を頼めるようにしたらいいのではないかと思う」 都内のホテルのラウンジはコーヒー1杯で2000円超えるところもあり、女性の分まで負担するとお茶代だけで1回5000円前後の出費になるのです。
お見合いの“男性が払うルール”について結婚相談所は
結婚相談所の開業支援を行う日本仲人連盟の代表取締役社長 土橋太郎さんに、お見合いで男性が奢るルールについてお話を聞きました。 「メリットがあるというより、マイナスがなくなる印象です。 連盟側や相談所側の対応が単一化・画一化できますし、加盟相談所がお互いに共通の認識を持ちやすく、会員にも説明しやすくなります。また会員、特に男性会員も、お見合いでの振る舞いに迷いにくくなります。『割り勘にしたことで(交際を)断られる』ケースが減ります」(土橋さん、以下「」内同じ) 「割り勘でもかまわない」と思っている女性でも、婚活していろんな男性と出会って奢ってくれる男性に会うと、割り勘にする男性の方がドン臭く感じて交際を断ってしまう。そんな話はよく見聞きします。だから初デート代は奢るルールにしておく方が、悲劇が最小限になると思うのです。