【MLB】ドジャース・山本由伸が地区シリーズ第5戦に先発へ 球団が公式発表 ダルビッシュ有との投げ合いに
ドジャースは日本時間10月11日、球団公式X(旧Twitter)を更新し、パドレスとの地区シリーズ第5戦に山本由伸が先発することを発表した。パドレスはすでにダルビッシュ有が先発することが発表されており、ポストシーズン史上初めて、日本人投手による投げ合いが実現することになる。「勝てば進出、負ければ敗退」の一戦で両投手がどんなピッチングを見せるか、大きな注目が集まることになりそうだ。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧
山本は日本時間10月6日に行われた地区シリーズ第1戦に先発。しかし、初回に3点を失うなど、先発の役割を果たすことができず、3回60球を投げて被安打5、奪三振1、与四球2、失点5という内容でマウンドを降りた。デーブ・ロバーツ監督は第5戦の投手起用のプランについて「まだ決めていない」と話していたが、中5日での登板となる山本に先発のマウンドを託すことを決断した模様。どれくらいのイニングを投げるかは不明だが、第1戦の「リベンジ」を果たせるか注目だ。 一方のパドレスはダルビッシュが先発する。ダルビッシュは第2戦に先発し、7回82球を投げて被安打3、奪三振3、与四球2、失点1という安定したピッチングを披露。荒れ模様となった試合展開のなかで落ち着きを失わず、大谷翔平も3度対戦してノーヒットに封じるなど、貫禄のピッチングを見せた。チームメイトからの信頼も厚く、第2戦での快投を再現し、チームをリーグ優勝決定シリーズに導くことを期待したい。 なお、ポストシーズンの試合で両チームの先発投手を日本人投手が務めるのは史上初めて。ドジャースに大谷、パドレスには松井裕樹もおり、「勝てば進出、負ければ敗退」という重要な一戦で、日本人選手たちの活躍が期待される。