ランボルギーニ・テメラリオが日本初公開 レヴエルトゆずりのPHEVを搭載したウラカンの後継車
ランボルギーニ・デイ・ジャパン2024に登場
2024年11月29日、東京・国立競技場で開催された「ランボルギーニ・デイ・ジャパン2024」で、ランボルギーニの最新モデルである「テメラリオ」のアジア・パシフィック・プレミアが実施された。 【写真50枚】国立競技場で開催されたランボルギーニ・デイ・ジャパン2024でアジア・パシフィック地域での初公開が行われたランボルギーニの新しいミドシップスポーツ、「テメラリオ」の詳細画像をチェック ◆ヴィンケルマン氏も来日 アジパシ初公開の場には、ステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOやデザイン・ディレクターのミィティア・ボルケルト氏ら首脳陣が出席し、日本をはじめアジア太平洋地域やヨーロッパからも500人以上のオーナーやファン、メディア関係者が参加した。 ◆ハイパフォーマンスEVの第3弾 テメラリオは「ウラカン」の後継車で、レヴエルト、ウルスSEに続く、ハイパフォーマンスEV(HPEV)と銘打たれたハイブリッド・モデルの第3弾。ボディ・サイズは、全長×全幅×全高=4706×1996×1201mmで、モデルライフ終盤に登場した「ウラカン・テクニカ」と比較すると、139mm長く、33mm幅広く、36mm高い。1690kgと発表されている乾燥重量が311kg増えたのは、電動化が大きく影響しているのは言うまでもない。 この新たなベイビー・ランボが積むL411型4.0リッターV8ツインターボは、サンタアガタ・ボロネーゼ(ランボルギーニの開発拠点)で白紙から開発。800ps/730Nmを発生し、量産スーパースポーツ用としては初という1万rpmまで回るエンジンとなった。 ◆3つのモーターを加え、920psを発生 モーターは、このエンジンとデュアルクラッチ式8段自動MT(DCT)ギアボックスとの間に1基、フロント・アクスルに2基搭載。エンジンと3つのモーターを合わせたシステム総合出力は920psを発生。0-100km/h加速は2.7秒、最高速度は343km/hに達する。 レヴエルト同様、純正装着タイヤはブリヂストンが担当し、20~21インチの8種類を用意。サマータイヤだけでなく、サーキット用やランフラット、ウインター・タイヤも設定する。 なお、価格及び販売時期については、販売拠点には通達されているものの、公表はされていない。 文=関耕一郎 (ENGINE WEBオリジナル)
関耕一郎