《25失点中13失点》が試合終盤に!? 今季のACミランは残り “30分”が耐えられない状況に……
現在は3位につけるミラン
セリエA第15節でアタランタと対戦したACミラン。ミランはFWアデモラ・ルックマンに先制ゴールを許すも、前半ATにFWオリヴィエ・ジルーのゴールで追いつく。 後半に再びルックマンにゴールを許したミランであったが、FWルカ・ヨヴィッチが同点ゴールを奪う。このまま試合終了かと思われたが、後半ATにDFダヴィデ・カラブリアが2枚目のイエローカードで退場となる。数的不利になったミランはその数分後、FWルイス・ムリエルに決勝ゴールを決められ、2-3で敗戦した。 伊『Gazzetta dello Sport』は今季のミランは残り30分になってからの失点が増えていると指摘している。ミランは今シーズン、リーグ戦で18失点、CLで7失点しており、合計25失点を許している。同メディアによると、そのうちの13得点が残り30分となってからだという。 同メディアが伝えている失点の内訳は、リーグ戦の場合、前半15分までに1点、16分から30分までに1点、31分から前半終了までに3点、46分から60分までに2点、61分から75分までに6点、76分から試合終了のホイッスルが鳴るまでに5点となっている。今シーズンのミランは試合終盤に失点を許すことが多くなっている。 ここ2試合はDFテオ・エルナンデスが本職のSBではなく、CBに入っていたりと今までと少し違うところもあるが、今シーズンはリーグ戦とCLの20試合で25失点を許しており、スクデットの獲得には守備を立て直す必要がある。 14日にはCLのグループステージ最終節のニューカッスル戦が控えており、現在最下位のミランにとっては逆転での決勝トーナメント進出に向けて負けられない試合となる。
構成/ザ・ワールド編集部