《トレードマーク》皇后雅子さま、「スカーフ」を取り入れた秋ファッションをプレイバック
ボルドーカラーのセットアップにスカーフでおしゃれ度アップ
2003年11月、児童養護施設を訪問された雅子さまは、くすみがかったボルドーカラーのセットアップにスカーフを合わせられていた。 お気にリイのボルドーカラーのセットアップは、ジャケットがややショート丈のダブルボタンでスタイリッシュなたたずまい。ショート丈のジャケットに対して、ひざがすっぽり隠れるくらい長めのスカートという好バランスが成立。深いボルドーカラーに明るい柄物のスカーフを差し込むことで、沈んだ印象にならず華やか。胸元にはうさぎのモチーフのブローチをつけられ、大人の遊び心もチラリ。
スカーフで視線を上に操作したモノトーンコーデ
2006年10月、天皇陛下(当時は皇太子)とともに、奈良国立博物館にて第58回正倉院展を鑑賞された雅子さま。モノトーンコーデにスカーフをプラスしていた。 下は黒、上は白のモノトーンコーデに、胸元のスカーフがポイントに。スカーフにも、さり気なく、白黒カラーが取り入れられていてまとまり感がある。ボトムは引き締めカラーの黒でまとめ、上は白のジャケットに、スカーフがプラスされ、一気に顔周りが明るくなり、スカーフの光沢感によるツヤ感も倍増。スカーフで視線も上がり、スタイルアップも叶うおしゃれコーデだった。
ベージュのパンツスーツにストールで女性らしさをプラス
2023年10月16日、石川県をご訪問の天皇皇后両陛下。雅子さまは、ピンクがかったベージュのパンツスーツにストールで首元にボリュームを出し、女性らしさをプラス。 とろみのある素材感のパンツスーツは、ストールと相まって優雅な雰囲気にまとまっている。優しいベージュカラーはともすればのっぺりしてしまうが、ストールをプラスすることで、コーデに立体感が生まれる。バッグや靴もベージュやオフホワイトでそろえられ、ヌーディカラーでまとめた上品なワントーンコーディネートだった。