『ステラーブレイド』PC版は2025年リリースを目指す。SHIFT UP決算にて公開。『NIKKE』×『エヴァ』コラボがあまり振るわなかった報告も
2024年11月12日、『勝利の女神:NIKKE』や『Stellar Blade(ステラーブレイド)』などで知られる韓国のゲーム開発会社SHIFT UPより、2024年第3四半期の決算報告が公開。資料の中で同社が手掛けるタイトルについての質疑応答も掲載されていた。 【記事の画像(1枚)を見る】 『Stellar Blade(ステラーブレイド)』は2025年内にPC版のリリースを考えており、Steam市場でのシェア拡大や『黒神話:悟空』のヒットなど最近の動向を考慮して、家庭用ゲームを上回る成果を期待しているという。『Stellar Blade』の今期の業績と年内の見通しは、2024年4月に発売されてからこれまでに安定した売上が続いており、IPの拡大や熱気を維持するべく継続的なアップデートを実施。2024年11月20日には『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』とのコラボDLCとフォトモードを配信して、プラットフォーム拡張までのIP人気を維持していく予定だ。 『勝利の女神:NIKKE』(ニケ/メガニケ)の業績は、前年同期比で11%減の342億ウォン(約37億円)となったが、7月の夏イベントや8月の『エヴァンゲリオン』コラボ、控える2周年イベントなどで安定したユーザー数を維持。しかし『エヴァ』コラボの成果はあまり振るわず、同社はコラボキャラクターの魅力がユーザーに十分に伝わらなかったことが主な原因だと把握している。来年にコラボイベントを実施するときは、2024年の実施イベントに対するユーザーからの意見を反映していくという。 2024年第4四半期は2周年記念イベントや冬イベントを控えており、現在開催中の2周年イベントは新キャラクターやスキンガチャの展開で大きな反響を獲得。昨年と同等以上の成果を期待していると発表した。ほかにも、中国での現地サービスに精通したパブリッシャーと連携して、2025年上期中に新地域でのアプリリリースを検討中である。 8月に開催された『勝利の女神:NIKKE』×『エヴァンゲリオン』コラボ また、新作タイトルである『Project Witches』に関しては、2027年以降の発売を目標に開発中とのこと。本作の具体的な内容は来年上半期中に展開することを検討している。