オリックスのドラ2寺西 “松井イズム”継承や！「少しでも近づけるように」指名あいさつで決意
“松井イズム”で成り上がりだ。オリックスからドラフト2位指名を受けた日体大・寺西が、横浜市内の同校健志台キャンパスで指名あいさつを受けた。最速153キロ右腕にとってメジャーでも活躍した松井秀喜氏は根上中、星稜の大先輩。「本当に雲の上の存在ですけど、少しでも近づけるように」と、真っすぐな目で決意した。 小学6年時には「松井秀喜旗争奪学童大会」で優勝し、表彰式で本人と直接対面した過去もある。松井氏が大事にした言葉の「努力できることが才能である」を地で行くように、星稜2年夏に発症、手術した右肩痛による長いリハビリを乗り越え、約3年ぶりに実戦復帰した日体大3年春に首都大リーグで5勝、防御率0・31。プロ入りをつかみ取った先発ローテーション候補は「アピールして開幕1軍に入れるように。いずれは侍ジャパンに入れるような選手になりたい」と意気込んだ。 （阪井 日向）
